原産地 | コルビエール |
生産者 | ドメーヌ バロン ド ロートシルト |
品種 | シラー・グルナッシュ・ムールヴュルド |
価格 | 3,000円 |
各付け当初から、五大シャトー一級筆頭の地位にある
ch・ラフィット・ロートシルトが手がけた究極の南仏ワインです。
■ドメーヌ バロン ド ロートシルト
チリのヴィーニャ・ロス・ヴァスコス、
ポルトガルのキンタ・ドカルモやアルゼンチンの
ボデガス・カロなど、その国の持ち味を生かして
最良のワインを造り出すプロジェクトとして、
ラフィットが始めたドメーヌ・バロン・ド・ロートシルト社(DBR社)。
ここが、フランスのボルドー以外の産地で
カジュアルなワインに挑戦するために探し当てたのが、
ACコルビエールのシャトー・ド・オーシエールです。
■オーシエール
8世紀、ローマ時代からの歴史ある、
きわめて古いシャトー・ド・オーシエールの畑でしたが、
比較的早く復興しますが、
1950年代から始まった南仏没落の流れで、
ラングドック地方の偉大なドメーヌが衰退してゆく中、
オーシエールもまた畑や栽培家を失って荒廃が進んでしまいます。

荒廃した畑は、手の付けようもない状態でしたが、
DBR社のエリック・ド・ロスチャイルド男爵が
そのテロワールに惚れ込んだ事から
オーシエールを買収したのが1999年の事です。
■ラフィットのワイン造り
荒地と化していた所有面積600haのうち、
約160haがブドウ畑でしたが、
その全てを植え替え行うという大規模な改修から始まります。
2/3の区画はACコルビエールの認定を受けていた為、
シラー、カリニャン、ムールヴェールド、グルナッシュといった
南仏の伝統的品種を、また残りは「ボルドーと南仏の文化的融合」を目指し、
カベルネやメルロ、シャルドネまでもが植えられました。
広い敷地には、馬や牛、ヤギなどが放たれ、
その動物群のため、オリーブやアーモンドも栽培され、
自然環境がバランスよく保たれています。
それと同時にカーヴも一新、ラフィットの最新技術を導入し、
醸造責任者として、ラフィット醸造に10年間携わり、
ラングドック出身であるエリック・コレール氏を就任させ
ワイン造りをスタートします。
植え替えてから間もないこともあり、
全てのブドウが樹齢が若いため、
品質の高い果実を収穫できる様になるまで、
意図的に生産量を抑えての35hl/haと制限されています。
涼しい最良区画から採れたブドウを使い、
ラフィットの樽製造初から仕入れた樽で、
16ヶ月に及ぶ小樽熟成を行って造られる
シャトー・オーシエールは、違うラロワールと
品質でもブレンドにもラフィットらしさが表現されている、
このシャトーの最上級品です。
その他に、セカンドワインとして、“A”ド・オーシエールや
お手ごろ価格であるヴァン・ド・ベイ白赤の
合計4銘柄を生産しています。
ボルドーの名門ワイナリーが造る
近い将来にラングドックの顔になるワインです。
一度味わってみてはいかがでしょうか。
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