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「カンティーナ ピエロボックス」は札幌で25年も通続くイタリアンレストラン。
女性シェフの洗練されたお料理と、だんな様の温かいフロアサービスが素敵なお店です。
個性豊かな美味しいお料理の数々をいただいてきましたので、ご紹介します!

季節の前菜・サラダ仕立て 1500円
バルサミコのドレッシングがアクセントの、フレッシュ感たっぷりの前菜。
こちらは"春バージョン"で、菜の花、ルコラ、トレヴィス、トマト、生ハム、ボロニア風のサラミなどが盛り合わせられています。(内容は季節によって変わります。)

ジャガイモのニョッキ ゴルゴンゾーラ・ソース 1350円
ニセコ岡部ファームの有機栽培のキタアカリをたっぷりつかったニョッキ。粉を極力少なくした配合で、口当たりのいいジャガイモを食べているかのように柔らかい。
ゴルゴンゾーラソースと世界最高の"ポナペ島の黒コショウ"の風味がすばらしい一皿。
時期には、カボチャを使ったニョッキも登場するそう。
「ニセコ岡部ファームのカボチャもジャガイモもボイルしている時から香りから違う。」とオーナーの鈴木さんが太鼓判を押す野菜たち。そんな迫力在る素材だから、ニョッキに変身した後でもその存在感はしっかり。

ドルチェ・ミスト 840円
良質のカカオを使って、イタリア風にどっしりと仕上げた「チョコレートケーキ」。「栗の花の蜂蜜のアイスクリーム」はサルディニア産の蜂蜜を使っています。蜂蜜でありながら栗のこっくりとした香りが口に広がり癖になりそうな味わい。
「パンナ・コッタ」はブルンと濃厚、しっかりした口当たりでマンマのデザートといった感じ。 (ミストはその時オススメのものが盛り合わせられます)

チーズ 二種盛り合わせ
その時のオススメを2種類サービスしてくれます。もちろん、好みのタイプなども伝えれば臨機応変に対応してくれます。
上)ウンブリア州の「ウブリアーコ・ディ・アマローネ」
アマローネ(陰干しした葡萄でつくられるイタリアの赤ワイン)でチーズの表皮を洗うことでつく独特の香は、日本の酒かすに似た爽やかな香り。セミハードチーズでとても新鮮な味わい。
下)ピエモンテ州の「ブルー・デル・デ」
葡萄の皮に包んで熟成させるクリーミーな青カビタイプ。こなれた香りとコクの深さはさすがイタリーのブルーチーズ。
中央)「クーニャ」という木の実のジャム。
イタリアでは、チーズにクーニャを添えてワインを楽しむそう。ヘーゼルナッツ、松の実、イチジク、レーズン、杏、プラムなどを赤ワインと少量の砂糖で煮詰めたジャムは見た目より甘みが控えめでデリケート。火の通ったナッツの食感とフルーツのひなびた味わいがチーズやワインにぴったりです。

最後にワインですが、こちらでは250種類ほどのイタリアワインがとりそろっています。
鈴木さんに、イタリアワインのよさを聞いたところ、「クリアーな素直さ」と答えてくださいました。
イタリアワインとフランスワインそれぞれによさがあると思いますが、ここにきたなら、ぜひイタリアワインの魅力を味わってください。
「僕達はもちろん料理とのマリアージュをめざしてサービスしているけれど、イタリアワインは若干ハズしてもなんとかなっちゃう・・・
料理もワインも寛容だからね。」と鈴木さん。
うん、そうそう、イタリアのそんな大らかさが大好き。ブラヴォーITALY!
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