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写真:葉っぱ


人生の思考ネガティブも今宵飲むポリフェノール2倍のワイン

ボランティア
2011年4月15日
今年の冬、初めてボランティアの体験をした。
難病センターでお世話になった際に、アロマテラピーの資格取得の話しをしたところ、
お手伝いしてほしいと声がかかったのだ。

様々な難病を抱えている患者さんが14〜15人、保健婦さんや、看護士さんなど、
病院関係者の方々、介護関係のボランティアスタッフ10人ほどに混じって、
私が担当したのは、Oさんだった。

血圧や体温測定などを経て、各自の体調に合わせて、アロマオイルでトリートメントを行う。
Oさんに、何種類かのアロマオイルを嗅いでもらい、オイルによる身体への作用などを説明したあと、
Oさんはラベンダーを選んだ。

ホホバオイルに、アロマオイルを1パーセントの希釈濃度でトリートメントオイルを作る。
初対面のせいか、Oさんの表情は固く、不調な場所を聞いても答えようとしない。
取りあえず、ハンドトリートメントを行う事にした。
なるべく明るい気持ちで接する事を心がけ、20分前後かけて、トリートメントを行いながら、
私自身の病気の事や、失敗談などを話すうちに、Oさんの表情も和らぎ、色々な話をしてくれた。

もともと人見知りが強く、会話力もない。

体調を崩してからは、人前に出る事も少なくなった。
そんな私がアロマテラピーと出会い、香りに癒され、
ほんの一瞬でもリラクセーション出来るようになった。
自分が体験したことを、役立てたいと思ってのボランティアだった。
患者さんの気持ちに寄り添えるという意味からは、私自身が病気を持っていたほうが、
相手に少し近づけるような気がした。

一通りのスキルが終わり、最後にアンケートを書いてもらうと、
Oさんは、アンケート用紙に額をこすりつけるように、
一字一字確認するように書いていた。Oさんの病名を聞いていたわけではないので、
この時初めて、Oさんの視力がとても悪かったのだと気がついた。
時間をかけて書いてくれたアンケート用紙には、「親切だった」と書かれてあった。
帰り際、杖をついて帰るOさんを見送ったが、何の言葉もなく帰る後姿に、
あまり満足してもらえなかったのだろうかと残念な想いがした。

終了後、スタッフの方達との反省会で、
「今まで誰が担当しても、Oさんはあまり話しもしないし、アンケートも書かずに、
途中で帰ってしまうのに、今日はたくさん会話もしていて驚いた。
担当してくれて本当に良かった」と言われた。

とまどいながらの初日だったが、安堵するとともに、温かいものがこみ上げてきた。
スタッフの方達もとても温かく、患者さんもボランティアを温かい目で、受け入れてくれる。

毎回、元気と感動をもらえることが出来、色々な形での出会いに感謝している。