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コラムインデックスPHOTO POEM>ワインディングロード

写真:葉っぱ

私は一粒の砂
誰にも気付かれずに
手の平から するりと抜けて
落ちていくだけ

風が吹くと 舞い上がり
雪が降ると 閉ざされる

それなら せめて
波よ さらって行っておくれ
ほんの少しだけ 海と戯れさせて
そのあとは
深く沈めてほしい

砂の紋になって 再び出会う時
水のない波になって
さらさらと流れていくでしょう

ワインディングロード
2010年11月24日
2010年 9月、バイクサークルのミーティングは、岩見沢市、北村温泉で行われた。
留萌、登別、小樽、札幌から5人が集合した。

新篠津から北村にかけての稲作地域は、
黄金色に輝く稲穂が、秋の実りを告げていた。

バイクに乗り始めて2年目に、
サークルメンバーの一人、Hさんとニセコまで一緒にツーリングした事があった。
Hさんは、心底バイクが好きという気持ちが全身からみなぎっている。

多少風邪気味でも、「鼻水たれるけどバイクに乗っているよ!」と満面の笑みで答える。
小柄だけれど、キャンプも大好きで、妊娠中でも休んだ事はないと言う元気印の女性だ。

現在は中学生の娘さんをタンデムシートに乗せ走る機会もあるようだが、
バイク好きの夫妻の影響を受け、家族でツーリング出来る日も遠くはないだろう。

HONDA Degreeを経て、
現在はKAWASAKI ESTRELLA250を所有している。

そんなHさんと初めてニセコへツーリングした帰り、
夕暮れで薄暗く、激しい雨が視界をさえぎる中で、
近道の‘さくらんぼ通り’というワインディングロードを走っていたが、
曇るゴーグルを手で擦りながらの運転で疲労を感じ始めていた。

後半のカーブで曲がりきれずに、
歩道の路肩にぶつかり転倒し、バイクの下敷きになった。
後の車から降りた男性がバイクを立て直してくれた。

足に違和感があったが、
その場からすぐに立ち去りたかったので、
Hさんを急かし帰路についた。

その夜、恐る恐る足の甲を伸ばすと、
ギシギシと音がして、痛みで真っ直ぐ伸びなかった。

痛みで通常の歩行が出来なかったが仕事も休まず、
びっこをひく姿も同僚に見せなかった。

今でも無理をすると痛みがぶり返す。
やせ我慢はするものではない・・・。

それ以来、運転技術の未熟さに懲りて、一人で走る事を心がけてきた。
いや、避けてきたというべきだろうか・・・。

あれから12年が過ぎた。
北村温泉でオールナイトミーティングを終えた朝、
バイク4台でツーリングする事になり、
岩見沢の毛陽町から長沼経由でショートツーリングをした。

Hさんは方向感覚に優れ、安心してその後姿を追う事が出来る。
今までのこだわりが解け、仲間の存在に感謝と幸せを感じながら走った。
仲間にインスパイアされながら、気持ちは来年のミーティングへと続いていく。