ダミー
  • 北海道情報doなびへのご意見
  • 北海道情報doなびのサイトマップ
  • 北海道情報doなびへ広告掲載をお考えの方へ
  • 北海道情報doなびへ相互リンクご希望の方

北海道情報doなび|北海道の観光やグルメ情報を発信

グルメ情報トップへ  観光情報トップへ
北海道情報サイトdoなびモバイルサイト
コラムインデックスPHOTO POEM>それぞれの葉っぱたち

写真:葉っぱ

それぞれの葉っぱたち

裸足の子供達 寒空の下泣いている
僕は靴になり 歩く力になりたい

学校へ行けない子供達 あてもなく彷徨っている
僕は本になり 世界の広さ伝えたい

飢えている子供達 道端に倒れている
僕は皿になり 雫を分け与えたい

君が寒くて眠れぬ夜は
僕たちは燃えて炎になる
恐れずに明日を迎えるために

戦っている国があれば
武器を持つ人々の前に立ちふさがる盾になり
風に舞ってちぎれていこう

そして いつしか音符になって♪
世界中に平和のメロディ流れていくように

僕等はいつも 生まれた意味を探す旅の途中

一枚一枚の葉を合わせれば
心の形♥が出来る
それぞれの祈り それぞれの葉っぱたち


それぞれの葉っぱたち
2008年9月15日
昨年10月、「ちえりあ」で4回にわたり、
札幌在住のシンガーソングライター、いなむら一志さんによる
音楽講義(ヒット曲から現代社会を探る)に参加した。

その頃、HBCラジオの番組(現在は月曜17:47〜19:00 Beat Radio)
を聞いていて、次々と流れる懐かしい
ポピュラーミユージックやビートルズの曲、
いなむらさんのトークやはがきに対するコメントに、
すごい番組だと思ったと同時に、
いなむらさんの誠実な人柄が伝わってきて、
毎週楽しみにしていた。

ある日新聞で、「いなむらさんを講師に向かえ、音楽講義開催」
の案内が目に入り、さっそく申し込んだ。

ラジオと同様にきさくで、親しみの持てる方だった。
普段は聞けないような、夕張の故郷での幼少時代の話しや、
ご両親の話など、懐かしい時代の話題や、
少年時代に作った、手作りのギターにも触れさせていただいた。

第1回目は「マレーネ ディートリッヒ」の
「リリー マルレーン」という曲の背景やいきさつについて勉強した。
マレーネ ディートリッヒが出演した映画‘モロッコ’の
一部分の映像、ラストシーンは印象的だった。

第2回目は1961〜1963の間の社会的出来事とともに、
1963年世界的にヒットした坂本九の
「上を向いて歩こう(スキヤキ)」についてだった。

第3回目は1971年に発表されたジョン レノンの
「イマジン」について、熱く語ってくれた。

オノヨーコさんが編集した、
イマジンのDVDを一部観賞させてもらったが、
戦争の悲惨さや社会へのメッセージや平和への祈りが込められていた。

ラストの講義は「We Are The World」
1985にアメリカで発表された曲で、
著名なアーティストがUSAフォー アフリカとして、
約72億の収入のすべての印税を
チャリティに寄付されたという内容を学んだ。


毎回いなむらさんの生演奏も楽しみだった。
いなむらさん訳詩のイマジンや、
「愛をやめない」[That is all]などを歌ってくれた。

4回終了後には、いなむらさんのCDをご本人から手渡され、
本当に充実した時間を過ごす事が出来た。
そのCDは、社会に対するメッセージソングだった。

長い年月、歌い続ける事の難しさと
優しさの中にも毅然としたものを感じた。

その後、講義のお礼の手紙とともに、
私の詩を同封していなむらさんに送った。

すると数週後、その詩(それぞれの葉っぱたち)に
曲をつけCDにしたものが届けられた。

「世界で一枚だけのCDです」と書かれた手紙とともに。


信じられないほど嬉しい出来事だった。
ずっと大切にして生きていきたいと思う。



2008年10月9日(木曜) 「ちえりあホール」で、いなむらさんを中心として、イマジン音楽祭が開催される。
若者達が平和や夢をテーマに書いた詩に、大人が曲をつけ演奏する。

イマジン音楽祭
http://www.imaginemusicfes.com/

とても楽しみにしている。