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僕の心に反射するキラキラを閉じ込めて…
それが僕からの贈り物

神仙沼
2007年11月15日
神仙沼と言う名前の神秘的な響きに惹かれ、
いつか行ってみたいと思いながら実現したのは、4年前の6月中旬だった。

趣味で始めたばかりのカメラを抱え、
ニセコパノラマライン道66号線中ほどにある駐車場に車を停めて、木道を歩いた。

途中ですれ違った女性に「花は咲いていましたか?」と聞く。

「ミツガシワが咲きかけですよ」

私は、初めて聞く高山植物の名前を忘れないように心の中で何度も繰り返す。

20分ほど歩くと、地とうと呼ばれる小さな沼がいくつかあって、
ピンクや白い花が迎えてくれた。 ショウジョウバカマとチングルマだ。



目的地の神仙沼が目の前に広がると、白くて可憐な花が水面から伸びていた。

まるで星をちりばめたような…。

その花がミツガシワだった。

カメラのファインダーで覗くと、雪の結晶にも似ていて、その可愛らしさに感動した。

駐車場に戻り、その一角にある食堂に入ると、
うぐいすの鳴き声があまりにもクリアに聞こえてくる。

従業員さんに「うぐいすのテープを流しているのですか?」と思わず聞いてしまったが、
そんな馬鹿な質問をしたのは、後にも先にも私だけだろう。





ミツガシワ
高山植物にすっかり魅了され、翌年も足を運んだが、
ミツガシワの開花時期は一週間ほどで終わるようで、タイミングが微妙に難しい…。