私の役割
2010年10月08日
こんにちは。
札幌市西区でカラーサロンをしております、
オーロラカラーズの松村です。
10月になって、やっぱり秋らしくなってきましたね。
日も短くなり、6時にはもう真っ暗ですね。
これから寒い冬がやってきます。
その前に紅葉がキレイな時期ですので、
色の移り変わりも楽しみたいですよね。

最近、「カラーコーディネーター」とか
「カラーセラピスト」という肩書の方は、
本当に増えたなぁ・・・・と実感しております。
先月あったイベントで、
「カラーセラピスト」という方がたくさんいました。
みなさんそれぞれ自分が取得した
セラピストの資格を生かして出展されていました。
しかし、どこを見ても同じような光景で、
特徴が伝わってきません・・・。
これじゃ、お客様はどのセラピーを体験したらよいのでしょう・・・。
そういう風景を見て私はいつも思います。
何も知らないお客様からすると、
カラーセラピーってたくさんの種類あるけどどれがいいの?とか、
そもそもカラーセラピーって何なの?とか、
種類はたくさんあるけど違いって何?とか・・・・
素朴な疑問を持った人のほうが多いはず。
出展者は、カラーセラピーが一般的にわかっていることが当たり前になり、
知らない人の気持ちが薄れてしまっている気がします。
正直私は、そういうところに違和感を覚えます。
私は、そういった光景が、
「私はこんな資格を持ってこんなことやっているんです!」という
アピールをしているようにさえ感じてしまいます。
私は、どのカラーセラピーのやり方も、
「色」の心理的な効果を使うという基本的なことはかわらないと思っています。
なので、たくさんあるカラーセラピーの種類の中から、
いくつかしか資格を取っていません。
その中でも、自分がしっくりくるものをお客様に提供しています。
もちろん、新しいセラピーシステムが出てくると
次から次へと資格を取る方もいます。
それはそれで良いと思います。
私は、「色」というツールを使う根底は同じだと思っていますし、
資格を次から次へと取るにはお金もたくさんかかりますしね(笑)
決められた時間を受講して認定される資格をたくさん増やすよりは、
今あるものを土台に色の使い方をもっと掘り下げ知識と経験を増やし、
お客様にもっと色の効果を身近に感じてもらって
楽しく取り入れてもらうお手伝いを積極的に行っていった方が、
建設的ですし健全な気がするのです。
私は普段、カラーサロンとしてオーロラカラーズをしていますが、
正直サロンに来てくれるお客様からいただく収入だけでは生活はできません。
サロンではパーソナルカラーとカラーセラピーを個人向けに診断しておりますが、
お客様が来るのを待つ受け身では収入は不安定です。
なので、セミナーの講師をしたり、チラシやパンフレット、
名刺などのデザインを作成したりして成立しています。
イベントへの出展は、色の世界を知ってもらうため、
お客様が楽しむために出展します。
もちろん、自分が楽しむためが一番の理由ですが。
今の大きな収入源は、デザイン作成です。
これは、もともと私は専門的なところで勉強した経験はありません。
独学でソフトの使い方を学び、アパレルの会社に入ることができ、
そういう仕事に専念できました。
就職していたときの経験が今の仕事に結びついています。
ありがたいことに、周りの人たちが、私の作ったものを気に入ってくれて、
信頼して仕事を振ってくれるからこそなのです。
それは、デザインに欠かせない「色」の知識があったからこそだと思っています。
色の知識を生かすために、色の効果をもっとたくさんの人に実感してもらうために・・・・
とよちよち歩きでも経験を積んできたから、今の仕事ができているのだと思います。
私は「カラーセラピスト」とか「カラーコーディネーター」という
肩書にこだわりはありません。
もっと広義の意味で、「色」というツールをさまざまなことに活かすお手伝いをしたい、
「色」を通してたくさんの人の心も社会も、
潤って豊かになるお手伝いをすることが私の役割だと思っています。
オーロラカラーズ
札幌市西区にあるホームサロン。カラーセラピー以外にも、レッスンやセミナーなど、カラーに触れ合える様々な機会を提供しています。
オーロラカラーズHP
色心:カラーボトルを選択してあなたの心模様を診断