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色と照明
2010年8月25日
こんにちは。
札幌市西区でカラーサロンをしております、
オーロラカラーズの松村です。

8月も後半になりました。
お盆も過ぎ、北海道の空はすっかり秋空です。・・・
とはいえ、気温はまだまだ高いですね。

昼間の日差しはやはりまだまだ強いですが、吹く風は涼しく秋の気配さえ感じています。
私は先日、毎年の恒例行事になっている「ライジングサン・ロックフェスティバル」に行ってきました。
前日まで降っていた大雨の影響で、会場内の土はぬかるみ、田んぼ状態・・・。
田植えが始まるのではないかというくらいのぐちゃぐちゃ路面でした。(私は長靴を履いて参戦!)

幸い、私たちのテントサイトは草の上だったため、田んぼではなかったのですが、
別の友人のテントは田んぼの上に家を建てる・・・・といった状態でなんとも悲惨な状況でした。

私はライブが大好きなのでよくライブ会場に足を運ぶのですが、
音楽を楽しむと同時にライティングなどの演出も楽しみの一つです。

ライティングは曲のイメージに合わせて変化させることで、よりその演奏をドラマチックなものにし、
曲と歌詞から生まれるイメージを膨らませてくれるものだと私は思っています。

アイドルのコンサートのような場合だと、
ライティングの他に歌のイメージにあわせて
衣装をチェンジしたり、バッグに映像を流したり、
ダンスをしたりと、曲に合わせて演出を変えて楽しませてくれて、
視覚に訴える要素も多岐です。

そのためライブといえども「聴かせる」というよりは
「見せる」といったほうに重点がある気がします。

しかし、バンドのライブとなると非常にシンプルで
「見せる」というよりは「聴かせる」といったところに重きをおきます。
衣装のチェンジなどもちろんなく、演奏と歌のみです。

これは聴覚に刺激する要素になってくるので、視覚へ訴える演出は皆無ですね。
(アーティストの表情や演奏している姿は視覚的要素ですが・・・・)
そこにライティングがプラスされるだけで、大きな変化が生まれます。

ライトだけでも明と暗、強と弱、色光の変化、
色光を混ぜ合わせるといった変化でさまざまな表情を見せてくれます。
それらは曲にストーリー性を持たせ、動きが生まれます。

ライティングというシンプルな演出効果だけで、聴く側の想像力も高まります。
以前に共感覚のことをお話ししたと思いますが、これも共感覚ですよね。
聴覚だけではなく、視覚がプラスされることでより「感じ方」が高まります。

私はもうひとつ、ライブでのライティングの楽しみ方があります。
先に書いたことは色光による演出ですが、色光による見え方の変化もけっこう面白いんです。
例えば、色の見え方のひとつに「ゲルプ効果」という見え方があります。

これは、薄暗い部屋の中に黒い円盤を置いて、その表面にだけスポットライトを当てます。
そのとき円盤の周囲には一切光を当てません。

そのとき強い照明を当てたら、黒いはずの円盤が白く感じられます(白く見える)。
不思議ですよね。黒いはずの円盤なのに。

その後、円盤の手前に小さな白い紙をかざしてみます。
するとたちまち、白く見えていた円盤は強い照明に照らされた「黒い円盤」として見えてしまいます。
一度、黒い円盤と認識されてしまってからでは、円盤は黒、紙は白、にしか見えません。
これは「明るさの恒常性」の働きによります。

こういった現象を私はライブ会場で見ることができました。
真っ暗なステージの中、黒いシャツとぴちぴちの皮のパンツを履いた
ボーカルだけにスポットライトが当たりました。

黒の衣装とわかっていたはずなのに、その衣装は白く見えたのです。
一瞬、「あれ?」と思いました。

歌が始まり他のメンバーにもライトが当たったとき、ボーカルの衣装は黒と認識されました。
これはまさに上記の現象と同じです。

「あ!これはゲルプ効果なんだ!」と私はそのとき感じました。
他にもライトでいろいろな見え方になります。
青いドラムセットが黄色のライティングに照らされ緑のドラムセットに見えたり・・・・。
これは加法混色ですね。

こういった楽しみ方のできるライブは私の活力となっています。
私がライブが好きなのは、やっぱりその時にしかない「表情」があるからなんです。

CDはいつも同じものを聴かせてくれます。
これは安定した楽しみ方で好きです。

しかし、ライブは歌い手・演奏者の生の音が聴けます。
そのときの表情を見ることができます。

生だからこそそのとき一度きりです。
同じ曲を、同じ人間が、昨日と今日演奏したとしても、絶対に同じものにはなりません。
チューニングだったり、体調だったり、表情だったり、動きだったり・・・お客さんだって違います。

そのときとまったく同じことは二度とありません。
これはCDでは味わえないことです。

そのとき、その場に生きているからこそ、味わえることだと思います。
私はそういった「瞬間」を共有できたことにも楽しさと喜びを感じてしまいます。
音楽に興味のない方も、一度はライブに足を運んでみると違った世界が見られるかもしれません。



オーロラカラーズ
札幌市西区にあるホームサロン。カラーセラピー以外にも、レッスンやセミナーなど、カラーに触れ合える様々な機会を提供しています。
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