似合う色とイメージ
2009年10月9日
こんにちは。
札幌市西区でカラーサロンをしております、オーロラカラーズの松村です。
早いものでコラムを始めてから4回目を迎えました。
夏から始まったこのコラムも、今はすっかり秋ですね。
朝晩の冷え込みがだんだんと厳しくなってきますね。
今回は、似合う色とイメージ分析について書こうと思います。
似合う色のお話は前回書きましたが、今回は「色」という括りだけじゃなく
「イメージ」という違った視点も加えていきます。
その人に似合う色の見つけ方は、
たくさんの色を顔の近くに当てて見比べていきます。
似合う色は、目の色や肌の色、髪質、
色を当てたときの顔映りの良し悪しで決まってきます。
似合う色を身につけた時は、若々しく見えたり瞳の輝きが増したり、
お肌が綺麗に見えたり・・・と、その人の個性をより引き立ててくれます。
では、似合う色を身につけただけで、
本当にその人らしさが引き立つのでしょうか。
私はそうは思ってないんです。
もちろん、その人の魅力・個性を引き立つ
要素の一つではあると思っているし、実践しています。
しかし、洋服でもアクセサリーやバッグなどの小物でも、
身につけるものすべてに「素材」「デザイン」がありますよね。
例えば、黒が似合う人がいたとして、
黒レザーのライダースジャケットを着たときと、
黒のモヘアニットを着たときでは、人に与える印象が違うと思います。
レザーは硬い素材ですしライダースだとハード&ワイルドなイメージになります。
しかし、モヘアはふわふわの柔らかい素材なので、
黒ですがエレガントだったり、フェミニンなイメージを与えてくれるでしょう。
このように、素材や、デザインの要素も
その人の魅力を引き立たせるには重要な要素なんです。
デザインは、柄・大きさ・ディテールなどトータル的なことを含んでいます。
似合う色の見方は先に説明していますが、
似合う素材やデザインってどう見ていったらいいの?
という疑問がわいてきますよね。
それは、「人に与える印象」=「イメージ」が重要な判断材料となってきます。
「○○さんって爽やかよね!」とか「○○さんはクールビューティーだ」とか
「○○さんは女性らしさがある」とか人は誰でも、
当たり前のようにそして知らず知らずのうちに他人の印象を決めています。
似合う色を診断するパーソナルカラー診断では、
「似合う色の傾向(タイプ)」を分析します。
その傾向タイプが持つ特徴として、
似合う素材やイメージというのは大枠としてありますが、
それがそのタイプと診断された方全員に似合うとは限りません。
例えば、鮮やかな色や明るく可愛らしい色が似合うタイプの方が2人いたとします。
1人は、背が小さく、丸顔で目はクリクリとして可愛らしい。
実年齢よりも若く見られることが多い。 体形も女性らしいタイプ。
そしてもう1人は、背はスラッと高く、目鼻立ちはハッキリとしてモデルのよう。
声のトーンなども落ち着いているので実年齢よりも上に見られることもしばしば。
体形は、細く無駄なぜい肉はないタイプ。
この2人は「似合う色」は共通しています。
しかし、見た目の全体像はどうでしょう。
「印象」は大きく違います。
本来、鮮やかな色や明るい色が似合う人は、
フェミニンやプリティな印象も似合います。
素材も柔らかいシフォンなんかもいいでしょう。
柄は小花など小さめのものがお勧めです。
前者の方であれば、見た目の印象と
色が与える印象は近いので、違和感はないかと思います。
しかし、後者の方が明るいオレンジシフォンで小花柄のスカートなどをはいていたら・・・・
ちょっと田舎くさい印象ややぼったく感じてしまうかもしれません。
後者の方は、色は似合う奇麗なオレンジだったとしても、
すこしハリのある素材で直線的なラインを活かすシャツに
パンツを合わせたスタイルの方が、その人の良さが出ると思います。
このことから「似合う色」だけではなく、
立体的な部分「デザイン」や客観的な部分「印象=イメージ」も大事ってことなのです。
オーロラカラーズ
札幌市西区にあるホームサロン。カラーセラピー以外にも、レッスンやセミナーなど、カラーに触れ合える様々な機会を提供しています。
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