永遠の憧れ
2009年5月14日
寝室の本棚の上で彼女はいつも笑っている。
先日の母の日にカーネーションを写真の前に飾った、
いつもの水やお菓子の横にね。
いつも以上に優しく微笑んで見えるのは、
お花に気づいて喜んでほしいと、私が願っているから?
彼女の最後の接吻の相手は私なのだ。
七年前の夏、彼女が旅立った時
姉妹に化粧をしてもらい綺麗になった時
ほっぺにお別れの接吻をしたのは僕。
永遠の憧れの人。
何もおかえしできなかったな、
カーネーションが好きだったのかさえ知らないもんな。
ただ愛されたことだけは忘れようがない。
貴女から生を受けて、明日で48回目の更新日です。
本当にありがとう。
いろいろあるけど、まだまだこっちで頑張ってみますね。
いつもどおり見守ってくださいな。
来週にでも親父の処に顔出してくるから、息子も一緒にね。
寝室の本棚の上で彼女はいつも笑ってくれている。
