祭りの後
2008年4月25日
以前にも書かせて頂いた、親父衆企画【JAYE’s SOUL 桜・夜(sakura night)♪】が
無事に先週の金曜日にジャスマックプラザホテル ザナドゥーで開催された。
この場をお借りして、御協力いただいた多くの皆様に御礼申し上げたい。
私達も驚く程の盛況ぶりだった。
おおよそ200名程のお客様で会場はいっぱいになり、
ホテル側が用意したフードコーナーなどはアッと言う間にソールドアウトだ。
そういえばこの話をホテル側に持ち込んだ時言われたっけな。
『当ホテルがリサーチしたところ来場者は5,60人ですね、
趣旨は分かりますが難しいのでは?』
そう言われたのもあって、いいから黙って見ていろ!
素人には素人なりのマンパワーがあるんだ。
と火がついたのであるから、
今となってはありがた〜いお言葉とも言えなくもない。
きっとホテル側は自分達の数字を信じてフードの用意をしたのだろう。
性格の悪い私は、ホテルマンが
『こんなに来るならもっと多く用意したのに、物があればもっと売れたよな〜』
と呟いているのを聞き、ざまー見ろと心の中で思ってしまった(苦笑)
JAYE、 UBEE、サタケの3アーティストに魅了されたのは、
私たちと200名のお客様だけではない。
数は少なかったがリハーサル時に招待した子供達もいる。
特に視覚障害の子供達はリズムに合わせて体を揺らす、
まるでスティーヴィーワンダーのようだ。
音楽を満喫し、後輩の新聞販売店店主からご協賛いただいた、
日ハム戦やコンサドーレ戦のチケットを貰い彼らは家路へと向かうのだが、
帰り際、『さようなら』の私の呼びかけに、白い杖を突く少年が声を返してくれた。
『おじさん、また呼んでね。楽しかったし、また見たいよ』

『おー、また来いよ、絶対呼ぶからな!』
と見送りながら少しだけ目頭が熱くなった。
映像として見えなかったとしても、
彼の心にはきっと見えたんだね、そう言ってくれたんだから。
このイベントを企画して本当に良かったと心から思った。
イベントの残務整理をする今日この頃、疲れは寄る年波に取れず、
風邪もひいてしまったが、心地よい疲れを楽しみながら次回のイベントを夢みている。
その会場で白い杖の少年に再会できる事を願いつつ。
